PROJECT / 02
閉鎖型陸上養殖における窒素循環の最適化プロジェクト
Project for Optimizing Nitrogen Cycles in Closed Recirculating Aquaculture Systems
窒素の流れを最適化し、どこでも育てられる養殖へ。
AI・自動化・異分野の知見を組み合わせ、閉鎖型陸上養殖のコストと水質管理を最適化する次世代モジュラー型RASを開発します。
CONTEXT
窒素循環を、養殖の新しい基盤へ
閉鎖型循環式陸上養殖(RAS)では、莫大な初期費用と運用費用が普及の壁になっています。特にアンモニアや硝酸塩などの窒素化合物を処理し、水質を維持するコストは、養殖密度やエネルギー、生産原価に直結します。
WHAT WE DO
実施内容
ハードウェアをモジュール化する
小さく始められる養殖インフラをつくる。
設備のモジュール化と設計最適化を進め、単位水量あたりの設備コストを圧縮し、分散型モデルの導入基盤を整えます。
- 設備設計の最適化
- 単位水量あたりのコスト削減
- 小型・分散型モデルへの対応
AIで水質とろ過性能を最適化する
水質データを、運用を変える判断へ。
試験水槽や管理アプリから水質・給餌データを集め、AIによるパラメータ制御で硝化・脱窒などのろ過性能を高めます。
- アンモニア・硝酸塩の計測
- 給餌と水質のデータ連携
- ろ過性能10〜20%向上を目標
物質収支からエネルギーを最小化する
窒素の流れから、ポンプ動力を設計する。
窒素の発生量とろ過量に基づく物質収支理論から最適な循環流量を算出し、運用時の無駄な電力を抑えます。
- 窒素発生・ろ過量の把握
- 最適循環流量の算出
- 運用電気代の削減
ロボティクスで現場を省人化する
少人数で安定運用できる養殖へ。
自動給餌、搬送・選別、清掃などをシステムへ統合し、作業負担を減らしながら生産性を高めます。
- 自動給餌と搬送・選別
- 清掃機構の統合
- 労働生産性の向上
異分野の知見を社会実装へつなぐ
研究と現場を、ひとつのエコシステムへ。
生態学・微生物学・水質工学などの知見を組み合わせ、自治体・企業・金融機関とも連携して事業と地域のモデルを設計します。
- 大学・研究機関との橋渡し
- 自治体・企業・金融との連携
- 養殖OS+インフラのパッケージ化
FIELD & PARTNERS
小さく始めて、世界のタンパク質需要へ
日本で検証した次世代RASを、海を休ませる分散型の生産インフラとして国内外へ展開します。
- 日本|次世代モジュラー型RASの開発・実証
- 中東・東南アジア|高級魚の生産モデル展開
- 陸上養殖拠点|海を休ませる分散型生産モデル
PROJECT TEAM
養殖技術と異分野の力をひとつにする
AQUACULTURE
株式会社ARK
次世代モジュラー型RASの開発と現場実証を担います。PROJECT ORGANIZER
株式会社リバネス
課題整理、研究知の橋渡し、事業・地域エコシステムを推進します。OPEN INNOVATION